モーニングアフターピルの排卵抑制効果

モーニングアフターピルは、排卵を抑制する作用、排卵を遅延させる作用、受精を妨げる作用、受精卵の着床を抑制する作用があると考えられており、服用した時期によって作用機序が異なるとされています。
基本的には、受精が起こって受精卵が子宮内に運ばれてくるまでに、子宮内膜に働きかけて着床しにくくすると考えるとよいでしょう。

モーニングアフターピルを服用した場合に注意したいのは、排卵が遅れることがあるので、その後の避妊を確実に行うことです。
モーニングアフターピルは、性行為の後に服用して、性行為の際の避妊の失敗を救済する緊急避難的措置であることを理解しておきましょう。
モーニングアフターピルによって、避妊できたかどうかは、その後、生理が来て初めて分かります。
生理は、予定日より早く来ることが多く、8割程度が予定日どおりか、早く来ます。
このため、予定日より1週間以上遅れた場合には妊娠の可能性も考えて、産婦人科を受診することをおすすめします。

モーニングアフターピルのうち、ヤッペ法という方法は、性行為から72時間以内にプラノバールを2錠服用し、その後12時間後にもう2錠服用します。
吐き気や嘔吐、頭痛などの副作用があり、吐き気止めも一緒に処方されることもあります。
飲んで2時間以内に吐いた場合には、薬の成分が吸収されていないので、飲み直します。

ノルレボは日本初の緊急避妊薬で、72時間以内に2錠服用します。
副作用は少なく、嘔吐することはほとんどありません。
1度の服用で済むのもメリットです。
いずれも産婦人科で処方されますが、クリニックによっては取り扱っていない場合がありますので、事前に問い合わせてから受診するとよいでしょう。